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こんにちは、ねここです!台南滞在も二日目に入りました。今日は特に予定を決めず、マンゴーを探しながら、気の向くままにのんびり過ごしました。
1日目の旅行記はこちらから。
台南旅行2日目スタート!
おはようございます、本日も晴天なり。
朝から26℃あります。最高気温は32℃まで上がるとの事なので熱中症対策は万全に。今日1日のスケジュールで決まっていることは、マンゴーを食べること、あとは孔子廟に行くことです。


朝食はホテルでとりました、レポートはこちらから。
ホテルを出た瞬間、思わず「暑っ…!」と声が出るほどの陽気。去年よりも暑く感じます。
今日の最初の目的地は台南孔子廟。シルクスプレイス台南から徒歩15分ほどで、ちょっとした朝の運動にぴったりです。
台南は台北よりもゆったりした雰囲気が魅力ですが、交通マナーには注意が必要。信号が青でも油断せず、車やバイクにはくれぐれも気をつけて。安全第一で、楽しい旅を続けましょう!
孔子廟の開館まで少し時間があったので、周辺をぶらりと散策することに。
台南といえば、やっぱり路地裏歩きは外せません。日陰を探しつつ、気になる小道にふらっと入ってみると…そこにはおしゃれな建物が。マンションなのか、宿泊施設なのかは分かりませんが、丁寧に飾られた観葉植物が目を引きます。
そして、窓を彩る鉄窓花がとっても素敵。何気ない景色の中にも、台南らしいセンスが光っています。
※鉄窓花とは、台湾文化の1つで、鉄や鋼、銅などの金属で作られた装飾性の高い窓のことを指します。
壁に埋め込まれたこの装飾、なんて名前でしょうか?色もデザインもすごくカッコよくて、つい見入ってしまいました。
こういう建物の細かい部分や街の雰囲気を観察するの、実はけっこう好きなんです。派手さはないけれど、街の中にひっそりと隠れている“お宝”を見つけるのが、私なりの楽しみ方。地味かもしれないけど、こういう発見があるから散策ってやめられません。
さらに歩いていると、ふと目に飛び込んできたのは──黄金色に輝く、なにやら見覚えのある形。
……ん!?これはまさか!
東京・浅草にある、あの「う○こビル」そっくりじゃないですか!?一瞬、台南から墨田区にワープしたのかと思いました(笑)
気になって後ほど地元の方に聞いてみたところ、もともとは美容室として使われていた建物で、今は美容室は近くに移転し、この「台南版う○こビル」は現在コーヒーショップとして営業しているそうです。思わぬ発見に、旅のテンションがまた一段と上がりました!
台南孔子廟
台南市中西區南門路2號MAP
目的地に到着しました。
孔子廟とは?
廟と学校が一体化
台南孔子廟は、1665年に建てられた台湾最古の孔子を祀る廟で、全台首学(台湾初の学校)とも呼ばれる歴史的名所です。明倫堂は学校で大成殿が廟になっています。
孔子廟周辺は綺麗に整備されていて一歩立ち入ると神聖な空気に包まれます。
中に入る前に目に飛び込んで来たのが鳥さん、池にゴイサギがいました。
ゴイサギと亀のショット。か、かわいい....。台南のペンギンって言われてるようですがほんと?見た目はペンギンみたいですね。ポーズもバッチリ、ベストショットを撮らせてくれてありがとう。
生まれて初めて亀の産卵を見ることができました。
ではいよいよ孔子廟を見てまわりたいと思います。
入場料は40元
現金で支払いました。
受付のお兄さんがいきなり日本語で「どこから来ましたか?」とひと言。
まだ何も話してないのに、日本人だと見抜かれていてびっくり!
「日本からです」と答えると、「ようこそいらっしゃいませ!」と笑顔で迎えてくれて、日本語のパンフレットまでいただきました。旅先のあたたかさにほっこり。
まずは大成殿/廟(有料ゾーン)に入ってみました。
大成殿の中をのぞいて、まず目に飛び込んできたのが写真①のものすごい数の扁額でした。
以下扁額についての説明になります。
▶︎清朝の皇帝は即位後、国子監で講義(臨雍)を行い、その後、孔子廟に扁額(額の文字)を掲げました。台南孔子廟には歴代皇帝から送られた8つの扁額が残されていますが、最後の宣統帝のものは、当時台湾が日本統治下にあったため入手できなかった。
▶︎もっとわかりやすく説明すると、昔の皇帝は「孔子」を称えるために大きな看板(=扁額、写真①)を作って、お寺に送っていました。
台南の孔子廟には、8人の皇帝の看板があります。しかし最後の皇帝の時、台湾は日本に統治されていたので、看板は入手できなかったとの事。
現在の総統も就任後こちらに扁額を掛けているとの事です。


展示物の説明書きには日本語が記載されているものもあるので、ほぼ翻訳機を使わずに見て回ることができました。写真①枚目は打楽器。写真②枚目の龍の頭の意味が最後までわからず...向こう側にもう一つ頭があるんです。もう少し調べてみます。


こちらの黄色いお札のようなものは、机に置いてあるハンコを押してボードにかければ願いが叶うと言われています。こちらには多くの受験生が合格祈願に訪れるとの事。我が家も子供の受験の時に行ってみようかしら。


続いて明倫堂/学校側(無料ゾーン)を見てまわります。
なんとマンゴーの実がなっています😳
明倫堂の横にプルメリアがの木がありました。プルメリアの花って本当に綺麗ですよね。壁に木の影が映っていてとても綺麗で絵になります。


念願の孔子廟と、おじいさんとの出会い
一通り見学を終えて外に出たところで、車椅子に座ったおじいさんと目が合い、軽く会釈をしました。すると、おじいさんが一言。
「日本人の子供ですか?」
え?私?どう見ても“おばさん”なんですけど……と思いながら、周りに誰か他の人がいるのかとキョロキョロ振り返ってみたけど、私ひとり。やっぱり私に聞いてる?と戸惑っていると、もう一度同じことを聞かれました。
「あなたは日本人の子供ですか?」
そこで私は思わず苦笑いしながら、「日本人のおばさんです」と返すと、おじいさんは大笑い。どうやら冗談だったようです(笑)
その後、おじいさんと少しお話をしました。年齢も聞いたのですが……ごめんなさい、忘れてしまいました。ただ、小学四年生まで日本語で授業を受けていたそうで、当時の先生の名前まで覚えていて、「とても優しい先生でした」と懐かしそうに話してくれたのが印象的でした。
孔子廟を訪れることができたうえに、鳥や亀、リスなどの動物にも出会えたし、思いがけずおじいさんとの交流もあって、本当に早起きして来てよかったなぁと思える一日でした。
有愛豆研所
住所:中西區有愛街107號MAP
では次の目的地に向かいます、途中豆花屋があったので思わず購入しました。よく冷えていて蜜が甘くて美味しい!


歩いていたらケサランパサランの大きいバージョンの花が落ちてたのです!
根本が結ってあるように見えたので、何か神事に使われた後でおまじないが掛けられているのかも?と思って触らなかったのですが、これは自然にこうなるようです。
なんの花かと言うとパキラの花なんですって!パキラといえば観葉植物を想像しますが...
見上げたら想像を超えた大きなパキラの木がありました。年に1度しか咲かない珍しい花でサガリバナの一種との事です。パキラの花は、幸運や繁栄の象徴とされており、花が咲くことは特別な意味があるとされているようです。
どこからともなくみゃ〜みゃ〜という鳴き声が聞こえてきたので辺りを探してみると...
三毛猫ちゃんがいました、可愛いですね〜。


コレまたスタイリッシュな鉄窓花。壁の細かいタイルも凝ってる!
このあたりの保安路はグルメ街としても知られていて、遅くまで営業している飲食店もちらほらあります。
現在この辺りを歩いています。
六千牛肉湯
目的地の牛肉湯のお店に辿りつきました。
もう汗だくです、冷たいものを食べたくなりますが、ここ敢えて温かい食べ物を食べてスタミナをつけるのです。
台南に訪れたら絶対に食べたいもの、それは牛肉湯です。未冷凍の新鮮な牛肉に熱々のスープをかけていただくシンプルな料理なのですが、これがもう絶品なんです。こちらは超人気店で早くに売り切れる事もあるとか...今回は無事美味しい牛肉湯をいただくことができました。
食レポはこちらから
ホテルのチェックアウトを済ませ、スーツケースをガラガラ引きながら次の目的地へ向かいます。この日の宿泊先は台南駅前で、徒歩だと約30分かかる距離です。
▶︎ タクシーでホテルに直行して荷物を預けてから散策するか、
▶︎ 荷物を持ったまま、途中であちこち寄り道しながらホテルに向かうか、
かなり迷いましたが、荷物を持ちながらも寄り道を楽しむことにしました。ゆっくり街の雰囲気を感じつつホテルに向かう事に。
清吉水果
営業時間:11:00-深夜0時
住所:台南市中西區府前路一段294號
マンゴーを求めてやってまいりました。
残念ながらこちらのお店も愛文芒果はまだ無し、代わりに土芒果をいただく事に。
店内に入ってみると
えっ、この感じ素敵すぎる....。壁に貼られたメニューがいい味を出しています。
土芒果を食べるのは初めて、手のひらの半分くらいの小さな芒果です。収穫時期は4月から6月まで。かなり筋っぽくのボリュームは小サイズですが、味は濃厚で美味しかったです。台湾では様々な品種の芒果があります、全種類食べてみたいです。
ご馳走様でした、次回はフルーツジュースを飲んでみたいです。
05:00起床
06:00朝食
07:15朝さんぽ
08:00台南孔子廟(開場前の周辺散策含む)
09:00有愛豆研所
09:30六千牛肉湯
10:30ホテルチェックアウト
11:00清吉水果
この日の服装:タンクトップに薄い長袖のシャツ(日除け&冷房対策)
以上、台南滞在2日目〜朝活編でした、今回も最後までご覧いただきありがとうございました!次回をお楽しみに。